美女と野球
リリー・フランキー(♂)。日本人。イラストレーター。日本美女選別家協会NO.001。人間研究家でありながら、感動家。3冊目の著書にあたるエッセイ集『美女と野球』のタイトルが、「これといって趣味も興味も夢も野望もなく、日々、のんべんだらりんと過ごしています。好きなことといえば美女と野球くらいしかない…」(まえがきより)という、自身の自己認識からついてしまったくらいの謙遜家でもある。が、それはあまりのご謙遜であろう。その文章から察するに、彼は鋭い観察眼をもち、正直者で、正義感が強く、電車の中で読む者をして、ツボにはまってしまってクスクス笑いを抑えられず、思わず向かいの席の人の様子を下からうかがわせてしまうほどの表現力を備えた人物である。しかも扱うテーマは社会の差別から真の人間理解、そしてSEXから糞尿の世界までと幅広い。あまりの上品さに眉をひそめる向きもあろうかと思われるが、それは「解る人には解る。そんな世界である」と、本文にもある通りなのである。なかなか考えさせられる部分もある深い1冊である。(家永光恵)
![]() |
シブイ |
リリー・フランキーにハマったきっかけの一冊です。
まずふざけたタイトルなのに驚きました。
はっきり言って、真面目な方は読まない方がいいかもしれません。
でも真面目な人ほど読んで欲しいと思っているのも本当です。
言葉の言い回しがうまく、ついつい笑ってしまいます。
ディープな世界の勉強にもなります。
乗り物などに乗る際にぴったりかも。
著者の他の本も是非おすすめなので、まずは立ち読みでもいいから見てみることをおすすめします!是非!
![]() |
ラブ(若しくはエロ)アンドピース |
リリーさんの言葉は気持ちいい。郷愁、妄想があふれ、おもわずつっこみをいれてしまう自分がかわいく思えてしまうのは心地悪い気持ちよさ。
根底に流れるまったりとしたエロに共感ー。・・こんなカッコイイ人に共感できるっていいなーって。まだまだ捨てたもんではないかも。ピース。
![]() |
お勧めです!!!!!! |
マムシのananを読んだ上でこの本を読んでみました。
結果、やはりリリーさんは最高の“GUY"だと思いました。扱われる題材のひとつひとつもさることながら、独特の表現力、そして視点が画期的!是非読んでみてください。
リリーさんの哲学をもっと知りたいならラジオ番組、水曜深夜2時からのJ-WAVEのTR2もお勧めです。
![]() |
肩こりの無い名台詞。 |
よくあるエロ本のシモネタコーナーとは違って、リリーさんの言うシモの話は、なんかさらっと読めてしまいます。
重い話も軽い話も、リリー節で全部笑い話になってしまう。
ソファでゆったりくつろぎながら、人生の濃い部分を覗き見る。
これ以上の贅沢はなかなか無いです。
![]() |
笑えます! |
「東京タワー」を読んでほんとに感動したので、この作者の本を読みたくなり、店頭に並んでいたこの本を買ってきた。
順番的には「東京タワー」よりも昔に発刊された単行本を2005年に文庫化したらしい。
当時、雑誌等に連載されていた作者のエッセイ集的な短編が40編ほど収められており、基本的には独特な作者の普通の人ならそんな表現はしないだろう的な思わず電車の中でも声を出して笑ってしまう・・・そんな話が満載されてる。
「東京タワー」で読んだ、ママンキーの癌の話、ハワイ旅行の話、オトンキーの話などいろいろ再登場(こっちが最初だけど)してきて、あんな悲しい話があったときに、この本を書く仕事をされてたんだなぁと、違った視点で感動したりもした。
お下劣?な内容も満載だけれど、個人的にはこのコメントが妙に納得感があって、レビューに残しておきたくなったので、少しだけ引用します。
「頑張る気持ち」には何種類かある。純粋に何かに頑張る気持ちは美しい。しかし道端で見かける「頑張る気持ち」のほとんどが、頑張っているのではなく、ただ低俗な野心を燃やしているだけだ。それを本人は「純粋に頑張る気持ち」と履き違えて目を輝かせている。それが狂人に見えるのだ。
きれいな言葉はまったくと言ってないけれど、ほんとに人間らしい感性豊かな作者にとっても好感が持てます。
お奨めです。。


